陰陽、五行、四元 その壱

陰陽は中国に古くからあった考え方である。
「この世には陰と陽がある」と。
中国では夏や殷の王朝より
陰陽と五行がすべての思想のもととなってきた。
そのため、日本のように陰陽だけが
技術として取り上げられることはなかった。


陰とは、収縮であり、遠心力であり、上昇であり、
重であり、暗であり、奇数だ。
陽とは、膨張であり、求心力であり、下降であり、
軽であり、明でえあり、偶数だ。
この世のすべては陰陽によって構成されている。
その組み立ての規則性を説くのが風水だ。
この世の理を解き明かすものであり、
単に運気をあげるだけではない。
その陰陽の組み合わせが易経であり、
八卦であり、六十四卦だ。

宋の時代に興った象数易は、これら陰陽より
「太極→両儀→四象→八卦」の両儀を表している。
風水で使う太極はその集大成である。
風水を極めたくば陰陽を極めよ。
わが師の言葉だ。

炎石の風水譚

世の間違った風水感を正し、真の風水を説く

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